時間分解分光法によるAC型PDP紫外線発生反応機構の研究

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タイトル別名
  • Kinetic Model of VUV Production in AC-PDPs as Studied by Time-resolved Emission Spectroscopy
  • ジカン ブンカイ ブンコウホウ ニ ヨル ACガタ PDP シガイセン ハッセイ ハンノウ キコウ ノ ケンキュウ

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抄録

PDP実パネルとその放電機構を搭載した紫外線分光装置を用い, Ne-XeおよびNe-Xe-He放電ガスプラズマからのXe 147nm, Xe_2 173nm紫外線およびXe 823nm, Xe 828nm赤外線発光の時間分解測定を行なった。得られた時間分解分光スペクトルをエネルギーフローモデル(化学反応速度論)を用いて解析した結果, 以下のことがわかった。Heガスを添加すると147nmと173nmを総合した紫外線発生効率が増大する。これは173nm発光する分子の前駆体となるXe*(^3P_2)状態原子形成へのエネルギーフローが, 高エネルギー準位Xe励起原子とHe原子との衝突により増大することが主原因である。

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参考文献 (31)*注記

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