Ｅｐｉｓｏｄｉｃ　Ａｎｇｉｏｅｄｅｍａ　Ａｓｓｏｃｉａｔｅｄ　ｗｉｔｈ　Ｅｏｓｉｎｏｐｈｉｌｉａの２例

• 岡原 佳代

  広島鉄道病院皮膚科

• 堀内 賢二

  広島鉄道病院皮膚科

• 岩本 俊之

  広島鉄道病院中央検査室病理

• 矢村 宗久

  矢村皮膚科クリニック

書誌事項

タイトル別名

• Two Cases of Episodic Angioedema Associated with Eosinophilia.

抄録

Episodic angioedema associated with eosinophilia(EA)の2例を経験した。症例1は28歳の女性。両下腿から足背, 両手背の浮腫, 体重増加(4kg), 微熱が認められ, 白血球数15100/mm³(好酸球69%)。症例2は26歳の女性。両下腿から足背の浮腫, 体重増加(2kg), 蕁麻疹が認められ, 白血球数20000/mm³(好酸球61%)。2症例ともに心肺所見は認められず全身状態は良好。抗アレルギー剤投与のみで約1ヵ月後には浮腫は軽快, 好酸球数も正常化し現在まで再発もない。2症例の病初期において血清major basic protein(MBP)高値, 血清eosinophil cationic protein(ECP)高値が認められ本症でみられる血管浮腫の病態にMBP, ECPが関与していることが示唆された。

収録刊行物

• 西日本皮膚科

  西日本皮膚科 58 (5), 764-766, 1996

  日本皮膚科学会西部支部

キーワード

• Dermatology

詳細情報

• CRID: 1390282679275125120
• NII論文ID: 130004474240
• NII論文ID: 10019135600
• NII書誌ID: AN00183881
• DOI: 10.2336/nishinihonhifu.58.764
• ISSN: 18804047
• ISSN: 03869784
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1997047726
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可