典型的な臨床所見を示した母斑性基底細胞癌症候群（ＮＢＣＣＳ）の１例

• 久永 祐子

  千葉大学医学部皮膚科学教室

• 籏持 淳

  千葉大学医学部皮膚科学教室

• 新海 浤

  千葉大学医学部皮膚科学教室

• 岩佐 美佳

  千葉大学医学部小児科学教室

• 杉岡 竜也

  千葉大学医学部小児科学教室

• 高梨 潤一

  千葉大学医学部小児科学教室

• 河野 陽一

  千葉大学医学部小児科学教室

書誌事項

タイトル別名

• A Typical Case of Nevoid Basal Cell Carcinoma Syndrome.

抄録

母斑性基底細胞癌症候群の典型的な1例を報告し, 本疾患の主要な臨床所見のそれぞれの発現頻度及び遺伝子異常についての若干の考察を加えた。症例は13歳の女性で頭部単純X線写真にて大脳鎌石灰化, 多発性骨嚢胞の所見がみられ, 背部に基底細胞癌, 掌蹠に小陥凹をみとめた。家族歴はなく単発例であった。染色体検査では核型は正常の女性型を示し, 異常は認められなかった。

収録刊行物

• 西日本皮膚科

  西日本皮膚科 61 (5), 598-601, 1999

  日本皮膚科学会西部支部

キーワード

• Dermatology

詳細情報

• CRID: 1390001204299876736
• NII論文ID: 130004474559
• NII論文ID: 10019140531
• NII書誌ID: AN00183881
• DOI: 10.2336/nishinihonhifu.61.598
• ISSN: 18804047
• ISSN: 03869784
• ISSN: http://id.crossref.org/issn/03869784
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2000053350
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可