書誌事項
- タイトル別名
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- Tinea Manus and Tinea Corporis Caused by Arthroderma Benhamiae.
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抄録
26歳の女性。初診の約2ヵ月前より左手を初発に右手,顔面へと拡大してきたそう痒を伴う落屑性紅斑を主訴に受診した。初診時のKOH鏡検にて手&mddot;顔面両方の鱗屑より白癬菌を証明し,培養形態の肉眼所見やスライドカルチャーにてTrichophyton(以下T.)mentagrophytesと同定された。さらにPCR-RFLP(restriction fragment length polymorphisms)法1)を用いて分子生物学的に検討した結果,分子型はArthroderma(以下A.)benhamiaeであり交配試験にてA. benhamiae Americano-European race(-)株と判明した。イトラコナゾール内服(100mg/day)とケトコナゾール外用にて4週間で治癒した。
収録刊行物
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- 西日本皮膚科
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西日本皮膚科 63 (5), 542-545, 2001
日本皮膚科学会西部支部
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204298480512
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- NII論文ID
- 10019144698
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- NII書誌ID
- AN00183881
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- ISSN
- 18804047
- 03869784
- http://id.crossref.org/issn/03869784
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可