術前診断された虫垂癌の1例

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タイトル別名
  • A CASE OF CANCER OF THE VERMIFORM APPENDIX DIAGNOSED PREOPERATIVELY

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抄録

症例は58歳, 男性. 約8カ月前より右下腹部痛を自覚. その後, 近医より慢性虫垂炎による腹腔内膿瘍の疑いにて当院紹介受診. 術前検査にてCA19-9の高値を認め, 追加検査として下部消化管内視鏡を施行した. 虫垂開口部の肥厚と粘液の流出を認め, 虫垂内腔より生検したところ, 虫垂癌と診断し, 回盲部切除術施行. 原発性虫垂癌は術前診断が困難な疾患である. 若干の文献的考察を加えて報告する.

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参考文献 (26)*注記

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