ステロイドパルス療法が著効したと推測される橋中心髄鞘崩壊症の1例

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タイトル別名
  • Complete Recovery of Central Pontine Myelinolysis by High Dose Pulse Therapy with Methylprednisolone
  • 今月の症例 ステロイドパルス療法が著効したと推測される橋中心髄鞘崩壊症の1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ ステロイド パルス リョウホウ ガ チョコウシタ ト スイソクサレル キョウ チュウシン ズイショウ ホウカイショウ ノ 1レイ
  • 診療指針と活用の実際 急速進行性糸球体腎炎症候群に関する診療指針
  • シンリョウ シシン ト カツヨウ ノ ジッサイ キュウソク シンコウセイ シキュウタイ ジンエン ショウコウグン ニ カンスル シンリョウ シシン

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抄録

症例は低Na血症精査目的で入院となった40歳男性.汎下垂体機能低下症の診断で補充療法を開始したところ血清Na濃度が上昇し,約1週間後に閉じ込め症候群を呈した.橋中心髄鞘崩壊症と判断し早期にステロイドパルス療法を施行したところ,神経障害は著明に回復した.経過中のMRIでは脱髄所見を認めなかった.早期のステロイドパルス療法により,不可逆的な髄鞘崩壊への進行を抑制できたと考えられる.<br>

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