戦後における都市不燃化運動の初期の構想の変遷に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A study about the transformation of early concept of urban fire proof movement
  • 戦後における都市不燃化運動の初期の構想の変遷に関する研究--耐火建築促進法成立の背景
  • センゴ ニ オケル トシ フネンカ ウンドウ ノ ショキ ノ コウソウ ノ ヘンセン ニ カンスル ケンキュウ タイカ ケンチク ソクシンホウ セイリツ ノ ハイケイ
  • 耐火建築促進法成立の背景
  • The background of the enactment of fire proof building promotion law

この論文をさがす

抄録

本研究は戦後期における都市不燃化同盟を中心とした都市不燃化運動の理念の変容を探り、その歴史的意義を探るものである。まず運動の主体であった都市不燃化同盟の誕生の過程と背景を明らかにし、その誕生の意義を考察する。続いて特に1950年の前後で、都市不燃化に関する構想が大幅に縮小されたことを明らかにし、その背景としてGHQによるドッジラインの影響を指摘する。そしてそれがもたらしたその後の不燃化運動、再開発への影響を学識者、建設省の官僚、商工会議所、ディベロッパー、損害保険会社と言ったそそれぞれの運動主体の観点から考察する。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 42.3 (0), 415-420, 2007

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (40)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ