書誌事項
- タイトル別名
-
- Subjective global assessment is predictive of outcome in the patients with Crohn's disease.
この論文をさがす
抄録
【はじめに】クローン病症例の入院時SGAによる評価と疾患活動度、治療のアウトカムとの関連について検討した。<BR>【対象及び方法】2004年1月より2005年12月までに滋賀医科大学消化器内科にて入院治療された27例(男性19例女性8例、平均年齢30.7歳)を対象とした。入院時のSGAは、栄養状態良好(A判定)10例、中等度の栄養障害(B判定)11例、高度の栄養障害(C判定)6例であった。<BR>【結果】CRP値、IOIBDアセスメントスコア、CDAIはB判定群、C判定群で有意に高値であった。TPN施行率、手術施行率もB判定、C判定群で有意に高率であり、在院日数もB判定、C判定群で有意に長かった。<BR>【考察】クローン病入院時SGAによる評価は、疾患活動度とよく相関した。またTPN施行率、手術施行率、在院日数と有意な関連があり、疾患予後の推定に有用であった。
収録刊行物
-
- 静脈経腸栄養
-
静脈経腸栄養 22 (2), 189-194, 2007
日本静脈経腸栄養学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679403834496
-
- NII論文ID
- 10019783075
-
- NII書誌ID
- AA11574426
-
- ISSN
- 18813623
- 13444980
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可