咬合機能の改善を行った極めて大きな顎裂を有する両側唇顎口蓋裂の1例

• 齊藤 シオン

  東京都立大塚病院口腔科

• 伊藤 亜希

  東京都立大塚病院口腔科

• 木住野 義信

  三愛病院歯科口腔外科

• 松崎 英雄

  東京都立大塚病院口腔科

• 田中 潤一

  東京都立大塚病院口腔科

• 高野 伸夫

  東京歯科大学口腔外科学講座

書誌事項

タイトル別名

• Oral Rehabilitation in Bilateral Cleft Lip and Palate Patient with Wide Alveolar Cleft

抄録

今回,私たちは強度に萎縮した中間顎により広い顎裂を有した両側唇顎口蓋裂患者を治療する機会を得たので報告する.患者は33歳の女性で咀囎障害および鼻部の悪臭を主訴に当科来院した.そこで,まず最初に遊離自家腸骨移植により上顎骨を形成し,ついで口腔前庭拡張術の後,歯科インプラントによる咬合の改善を行った.その結果,口唇鼻部の形態および咀囎機能は満足いくものとなった.

収録刊行物

• Journal of Japanese Cleft Palate Association

  Journal of Japanese Cleft Palate Association 31 (3), 313-318, 2006

  Japanese Cleft Palate Association

キーワード

• 両側唇顎口蓋裂
• 楼小中間顎
• 上顎骨形成咬合形成
• 歯科インプラント

詳細情報

• CRID: 1390001205452533376
• NII論文ID: 130004586532
• NII論文ID: 10020294583
• NII書誌ID: AN00188874
• DOI: 10.11224/cleftpalate1976.31.3_313
• ISSN: 03865185
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2010076154
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可