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- 広城 吉成
- 九州大学大学院工学研究院
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- 小田 圭太
- 九州大学大学院工学研究科
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- HALIM Md. Abdul
- 九州大学大学院工学研究院
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- RAZZAK Abdur
- 九州大学大学院工学研究科
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- 神野 健二
- 九州大学大学院工学研究院
書誌事項
- タイトル別名
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- Chemical interaction between arsenic and iron with changing redox condition *
- 酸化還元環境変化に伴うヒ素-鉄の化学的相互作用
- サンカ カンゲン カンキョウ ヘンカ ニ トモナウ ヒソ テツ ノ カガクテキ ソウゴ サヨウ
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抄録
鉄の多くが水酸化第二鉄として存在するような酸化環境下では,土壌中に存在するヒ素の多くは鉄を含む堆積物に吸着されている.本報は,鉄とヒ素の化学的相互作用に着目し,その第一段階として,カラム実験により酸化還元環境の変化に伴うヒ素と鉄,マンガンの動態について考察した.その結果,土壌が還元環境になると鉄が溶出し始め,同時期にヒ素濃度が増加し始めた.一方,マンガンとヒ素の挙動には相関性がなかった.還元状況下で鉄とヒ素を含む水が酸化環境におかれると,水中の鉄,ヒ素濃度はそれぞれ低下した.
収録刊行物
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- Journal of Groundwater Hydrology
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Journal of Groundwater Hydrology 50 (1), 25-32, 2008
Japanese Association of Groundwater Hydrology
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205457713152
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- NII論文ID
- 10021092543
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- NII書誌ID
- AN10088275
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- NDL書誌ID
- 9405930
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- ISSN
- 09134182
- http://id.crossref.org/issn/09134182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可