封着加工用バナジウム系鉛フリーガラスの平面蛍光管への応用と特性評価

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タイトル別名
  • Application of Lead-Free Vanadium Sealing Glasses to the Flat Fluorescence Lump
  • フウチャク カコウヨウ バナジウムケイ ナマリ フリーガラス ノ ヘイメン ケイコウカン エ ノ オウヨウ ト トクセイ ヒョウカ

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抄録

セラミックスやエレクトロニクス産業の分野で広く使用されている封着加工用鉛ガラスの無鉛化は急務な課題である.本研究ではわれわれの研究グループが報告した封着加工用鉛フリーガラスである,41.8 mol% V2O5–3.1 mol% ZnO–17.6 mol% BaO–37.5 mol% TeO2(以下VTEと略記)ガラスと53.0 mol% V2O5–4.0 mol% ZnO–22.4 mol% BaO–20.6 mol% P2O5(以下VPと略記)ガラスの2つの組成系の実用化に向けた評価試験の検討を行った.評価試験内容としては,平面蛍光管の封着加工後のサーマルショック試験,耐圧試験,連続点灯試験を行った.対象実験として従来の鉛ガラス(以下Pbと略記)で作製した平面蛍光管と比較した結果,サーマルショック試験および加圧試験では鉛ガラスで作製された平面蛍光管と同等の熱衝撃および圧力衝撃性を有していることがわかった.また,連続点灯試験においても鉛ガラスを使用したものと同等の発光特性を有することがわかった.

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