ダイナミッククランプ法を用いて神経回路網を操作する Manipulating Neuronal Circuits Using Dynamic Clamp Technique

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著者

    • 井上 剛 INOUE Tsuyoshi
    • 生理学研究所・神経シグナル研究部門 Department of Information Physiology, National Institute for Physiological Sciences
    • 井本 敬二 IMOTO Keiji
    • 生理学研究所・神経シグナル研究部門 Department of Information Physiology, National Institute for Physiological Sciences

抄録

局所神経回路(local circuit)における信号処理は,そのシナプス配線図(synaptic wiring diagram)に強く依存する.すなわち,その構造(シナプス配線図)と機能(信号処理)の関係を明らかにすることは,局所神経回路を理解する上で必須である.この問題にアプローチするため,現在我々は「ハイブリッド神経回路」の構築に取り組んでいる.このハイブリッド神経回路とは,脳スライス標本からの「多細胞パッチクランプ記録」に,ダイナミッククランプ法による「人工シナプス」を組み込む手法である.この手法を用いると,研究者が神経配線図を自由に操作することができるため,任意の神経配線図が持つ信号処理能力を調べることが可能となる.本稿では,ダイナミッククランプ法に関して概説した後,我々のハイブリッド神経回路に関して紹介する.

収録刊行物

  • 日本神経回路学会誌 = The Brain & neural networks  

    日本神経回路学会誌 = The Brain & neural networks 15(2), 117-125, 2008-06-05 

    Japanese Neural Network Society

参考文献:  15件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021157973
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11658570
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    1340766X
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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