化学プラントで発生するエロージョン損傷と検査

• 矢野 昌也

  住友化学株式会社　生産技術センター　材料設備技術グループ

• 石丸 裕

  住友ケミカルエンジニアリング株式会社

• 森 久和

  住友化学株式会社　生産技術センター　材料設備技術グループ

書誌事項

タイトル別名

• Some Experiences of Erosion Damage and Its Inspection in Chemical Plant
• カガク プラント デ ハッセイスル エロージョン ソンショウ ト ケンサ

抄録

化学プラントではさまざまな様式のエロージョン損傷が経験されてきた．しかし，エロージョン損傷は多種の要因が複合されて発生しているため定量的な解析が困難であり，完全には予防できない．このため，過去の経験，類似な系でのトラブル情報，懸念箇所の継続的な非破壊検査などでプラント設備は管理されている．本報では，化学プラントのエロージョン損傷の実態として，当社プラント設備で経験された代表的な事例を紹介する．また，エロージョン損傷管理の実務において極めて重要である非破壊検査手法についても取り上げた．

収録刊行物

• Ｚａｉｒｙｏ‐ｔｏ‐Ｋａｎｋｙｏ

  Ｚａｉｒｙｏ‐ｔｏ‐Ｋａｎｋｙｏ 57 (3), 122-130, 2008

  公益社団法人 腐食防食学会

キーワード

• エロージョン
• エロージョン・コロージョン
• 化学プラント
• 非破壊検査
• 損傷解析

詳細情報

• CRID: 1390282681236973440
• NII論文ID: 10021170613
• NII書誌ID: AN10235427
• DOI: 10.3323/jcorr.57.122
• ISSN: 18819664
• ISSN: 09170480
• NDL書誌ID: 9416603
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I9416603
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可