産学連携による融合型基礎研究

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  • サンガク レンケイ ニ ヨル ユウゴウガタ キソ ケンキュウ

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抄録

本稿では筆者の経験を基に,産業人の立場から産学連携を中心に,農芸化学分野の発展のための産学双方のメリットについて,私見を述べさせていただく.このテーマを取り上げたのは,2001年7月から2006年6月まで日本経団連の産業技術委員会産学官連携推進部会(以下部会と略す)の部会長を仰せつかり,産業界として大学との有意義な連携の仕方を論じ,そして提言してきた経緯があるからである.筆者が産学連携について最初に強い印象を受けたのは,今から約20年前になる.まずそのときの状況から述べることにする.

収録刊行物

  • 化学と生物

    化学と生物 46 (5), 363-365, 2008

    公益社団法人 日本農芸化学会

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