健康診断で血清肝酵素活性の上昇がみられ肝生検を行った若齢猫の８例

• 杉本 典子

  湯木どうぶつ病院

• 鈴木 清美

  湯木どうぶつ病院

• 棚橋 咲子

  湯木どうぶつ病院

• 加藤 万由子

  湯木どうぶつ病院

• 平野 貴史

  湯木どうぶつ病院

• 高橋 多樹

  湯木どうぶつ病院

• 西飯 直仁

  湯木どうぶつ病院

• 湯木 正史

  湯木どうぶつ病院

書誌事項

タイトル別名

• Liver Biopsy in Eight Young Cats with Persistently High Serum Liver Enzyme Activity

抄録

避妊・去勢手術前検査や健康診断で血清肝酵素活性の上昇を認めた8例の若齢猫に内科的な治療を一定期間行ったが，血清肝酵素活性の低下がみられなかったため肝生検を行った。病理組織学的に，化膿性胆管肝炎が4例，リンパ球性胆管肝炎が1例，肝細胞の水腫性変性が3例であった。したがって若齢猫で持続的な血清肝酵素活性の上昇がある場合，これら肝疾患が存在する高い可能性が示唆された。

収録刊行物

• 動物臨床医学

  動物臨床医学 17 (1), 15-17, 2008

  動物臨床医学会

キーワード

• 肝生検
• 血清肝酵素活性
• 若齢猫

詳細情報

• CRID: 1390001205189377536
• NII論文ID: 10021220794
• NII書誌ID: AN10478688
• DOI: 10.11252/dobutsurinshoigaku.17.15
• ISSN: 18811574
• ISSN: 13446991
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2008191641
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可