カイコ細胞質多角体病ウイルスが作る多角体の構造解析と多角体の応用

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著者

    • 森 肇
    • 京都工芸繊維大学工芸科学研究科

抄録

養蚕業が盛んだった頃、核多角体病や細胞質多角体病と言った多角体病はもっとも厄介なカイコのウイルス病であった。なぜなら、この病気の病原体であるウイルスは多角体と呼ばれるタンパク質結晶を作り、その中に潜んでしまう。このため消毒剤でウイルスを死滅させることが難しく、なかなか防除することができない。しかも多角体の中のウイルスは何年にも渡ってその増殖活性を失わない。現在養蚕業の盛んな中国やインドなどでは、今でもこの疾病で繭の生産が大きく影響を受けている。では、多角体とはどのような構造をし、どのような機能を持つのだろか。この総説では、多角体の構造と機能、さらにはその研究の中から生まれてきた応用研究を紹介する。

収録刊行物

  • 蚕糸・昆虫バイオテック  

    蚕糸・昆虫バイオテック 76(3), 181-188, 2007-12-01 

    日本蚕糸学会

参考文献:  12件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021221369
  • NII書誌ID(NCID)
    AA12145323
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    18810551
  • NDL 記事登録ID
    9394597
  • NDL 雑誌分類
    ZR7(科学技術--農林水産--農産)
  • NDL 請求記号
    Z18-343
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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