野蚕を宿主とするバキュロウイルスベクター系の魅力と実用化への挑戦
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- 小林 淳
- 山口大学農学部
書誌事項
- タイトル別名
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- ヤサン オ ヤドヌシ ト スル バキュロウイルス ベクターケイ ノ ミリョク ト ジツヨウカ エノ チョウセン
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抄録
1985年前田進博士らは、カイコ幼虫を宿主とするバキュロウイルス遺伝子発現ベクター系の開発に成功した。この有用タンパク質生産系は「昆虫工場」と呼ばれ、世界的な注目を集めるとともに、さまざまな有用タンパク質の実用生産を目指した研究が進められてきた。本稿では、このような昆虫生体を用いた有用タンパク質生産システムの一つとして、筆者らが進めてきた野蚕のバキュロウイルスベクター系の開発について紹介し、その可能性と実用化にむけた最近の取組みについて述べる。
収録刊行物
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- 蚕糸・昆虫バイオテック
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蚕糸・昆虫バイオテック 76 (3), 3_189-3_196, 2007
社団法人 日本蚕糸学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680248728832
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- NII論文ID
- 10021221382
- 130005145593
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- NII書誌ID
- AA12145323
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- ISSN
- 18847943
- 18810551
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- NDL書誌ID
- 9394610
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN