JA営農指導員のキャリア形成実態と人材育成の課題

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抄録

本論の課題は、農業協同組合(以下、JAと略す)における営農指導員に焦点を当て、その育成方策を明らかにすることにある。2001年の農協法改正により、営農指導事業はJAの第一の事業に格上げされた。その結果、同事業の重要性が再認識されるとともに、現場を担う営農指導員の資質向上対策が進められている。しかし、営農部門の要員削減が進む中で、各指導員に課せられる業務は多様化・増大化する傾向にあり、現場に出向くことさえ困難な状況が多く見受けられる。こうした状況の中で、目標管理の導入をはじめとするさまざまな資質向上対策を進めても、短期間でその効果が現れないことは当然のことといえよう。本論では、今日JAに求められているのは、長期的な視野に立った指導員の育成システムであると考える。特に、高度化・複雑化する現場の課題に応え得るように、本人の意向・適性も踏まえながらキャリアを組み立て、能力の向上を促すことが重要と考える。以下では、まず、既存の経営学の研究成果等を参考にしながら、キャリア形成と人材育成に関して予備的に考察を行う。次に、長野県JAを事例としてとりあげ、営農指導員の育成方針、キャリア形成の実態等を明らかにする。そしてこれらを踏まえて、営農指導員の育成方策について検討する。

収録刊行物

  • 農林業問題研究  

    農林業問題研究 44(1), 99-104, 2008-06-25 

    富民協会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021227177
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00202829
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    SHO
  • ISSN
    03888525
  • NDL 記事登録ID
    9593258
  • NDL 雑誌分類
    ZR7(科学技術--農林水産--農産) // ZR21(科学技術--農林水産--林産)
  • NDL 請求記号
    Z18-410
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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