北関東中間地帯における水田放牧の経営評価

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抄録

水田農業の再編、飼料自給率の向上が喫緊の課題となるなかで、水田の飼料生産や放牧利用など畜産利用が推進されており、わが国の畜産には水田農業との連携強化が期待されている。他方、その最も有力な担い手と考えられる肉用牛繁殖経営(以下、繁殖経営とする)は、子牛価格が高値に推移しているにもかかわらず、飼養戸数のみならず飼養頭数までも減少している。政府は繁殖牛増頭、及び飼料自給率向上の手段として放牧を推進しているが、水田の放牧利用により繁殖経営の改善・発展(省力化、増頭など)がどのように図れるのか、放牧導入は自給率向上に寄与するのか、十分検討されていない。また、放牧は米の低収量・低収益、耕作放棄地の多い中山間地域で農地保全手法として広がりつつあるが、米の単収が高く稲作収益の高い中間地帯でも水田放牧は経営的に導入可能なのか、関心のあるところである。そこで、本報告では、北関東中間地帯における水田放牧実施経営の飼料生産、放牧、家畜飼養管理、稲作の実態から土地利用や家畜飼養に関わる技術係数を把握し、水田の牧草生産や放牧利用技術を評価する繁殖経営計画モデルを作成し、水田放牧の導入が肉用牛繁殖経営の改善・発展や飼料自給率向上に及ぼす効果を解明する。

収録刊行物

  • 農林業問題研究  

    農林業問題研究 44(1), 228-233, 2008-06-25 

    富民協会

参考文献:  2件

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被引用文献:  1件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021227347
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00202829
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    SHO
  • ISSN
    03888525
  • NDL 記事登録ID
    9593464
  • NDL 雑誌分類
    ZR7(科学技術--農林水産--農産) // ZR21(科学技術--農林水産--林産)
  • NDL 請求記号
    Z18-410
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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