徐光啓の稲作論 : 『農政全書』の考察を中心に

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抄録

明代の政治家、徐光啓が著した『農政全書』は、江戸時代の代表的農書『農業全書』に大きな影響を与えたことで知られている。『農政全書』は徐光啓の没後、崇禎12年(1639)に刊行された農書で、彼の農業研究をまとめた百科事典的な書物であるとされ、全12部門にわかれている。『農政全書』は、『斉民要術』(大同元(535)年)、『王禎農書』(皇慶2(1313)年)とともに中国三大農書の一つに数えられる。『斉民要術』や『王禎農書』については多くの研究がある。しかし、これらと比べると『農政全書』の研究は少ない。著者の徐光啓の生涯や業績、著書、信仰等については充分な研究蓄積があるが、『農政全書』そのもの、とくにそこで展開されている農業論を取り扱った研究は少ない。本稿では『農政全書』の巻之二十五、「樹芸上」稲の項を題材に、徐光啓の稲作技術論について、および『農政全書』の「稲」の項の執筆の意図について考察を行いたい。

収録刊行物

  • 農林業問題研究  

    農林業問題研究 44(1), 289-293, 2008-06-25 

    富民協会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021227423
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00202829
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    SHO
  • ISSN
    03888525
  • NDL 記事登録ID
    9593646
  • NDL 雑誌分類
    ZR7(科学技術--農林水産--農産) // ZR21(科学技術--農林水産--林産)
  • NDL 請求記号
    Z18-410
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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