Surveillance of Catheter Related Bloodstream Infection in Emergency and Critical Care Center

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  • 救命救急センターにおける前向き血流感染サーベイランス
  • キュウメイ キュウキュウ センター ニ オケル マエムキ ケツリュウ カンセン サーベイランス

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当院救命救急センターでは, 中心静脈カテーテルの初回挿入の多くは初療室で行われている. 挿入時は滅菌手袋と滅菌覆布 (60×60cm) を使用した標準的バリアプレコーションであった. そこでカテーテル関連血流感染の発生率を低減させることを目的として血流感染サーベイランスを実施した. 標準的バリアプレコーションを実施していた期間を前期 (2002年4月1日-6月30日) とし, CR-BSI対策として高度バリアプレコーションを初療室に導入した期間を後期 (2002年7月1日-2004年3月31日) とした. CR-BSI発生率を指標としてカテーテル挿入時のMBPを評価, 検討した. 対象は救命救急センター入室後48時間以上中心静脈カテーテルを挿入している患者とした.<BR>サーベイランスの結果, CR-BSI発生率は前期10.3/1000, 後期2.3/1000であった. 全米病院感染サーベイランス報告のMajor teaching type of ICUにおけるBSI発生率と比較して, 前期は90パーセンタイルより高値であり, 後期は25パーセンタイルより低下していた. そして前期と後期の感染率をχ 二乗検定を用い比較した結果, 後期は有意に低下しており (p=0.019) MBPの遵守によりCR-BSI発生率は低減できると判断した.

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