1．補体

• 西川 和裕

  愛知医科大学腎臓・膠原病内科

書誌事項

タイトル別名

• 1. Complement
• 補体
• ホタイ

抄録

IgA腎症や膜性腎症では腎組織に補体が沈着し局所での補体活性化を示すが，血中の補体は低下しない．より強力な補体活性化が持続するループス腎炎や膜性増殖性糸球体腎炎では低補体血症がみられる．低補体血症を呈する疾患・病態は限られている．血中補体価，C3，C4測定結果から補体欠損症が発見でき，補体活性化を伴う疾患では補体活性化経路判別による病態の解析が可能となる．ここでは，補体の概説，腎疾患との係わり，血中補体の見方を解説する．<br>

収録刊行物

• 日本内科学会雑誌

  日本内科学会雑誌 97 (5), 948-954, 2008

  一般社団法人 日本内科学会

キーワード

• 低補体血症
• 補体活性化経路
• 補体制御蛋白

詳細情報

• CRID: 1390282681422284288
• NII論文ID: 10021254119
• NII書誌ID: AN00195836
• DOI: 10.2169/naika.97.948
• COI: 1:CAS:528:DC%2BD1cXmslylur8%3D
• ISSN: 18832083
• ISSN: 00215384
• NDL書誌ID: 9515613
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I9515613
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/97/5/97_948/_pdf
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2008225971
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可