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  • A case of intrahepatic splenosis

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抄録

症例は32歳,男性.18歳時に交通外傷による脾破裂で脾全摘術を受け,術後肝炎に罹患した.近医でC型慢性肝炎の経過中,腹部単純CT検査にて肝腫瘤を指摘され当院紹介となる.精査にて肝細胞癌を疑い開腹術を施行するも,術中所見で肝内脾症と考え肝切除術は行わず生検のみで閉腹した.後の病理組織検査で肝内脾症と診断した.肝内脾症の報告例は少なく,貴重な症例と考え文献的考察を加え報告する.<br>

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