膵癌の早期発見と治療のための戦略 Strategies for early diagnosis and treatment of pancreatic cancer

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著者

    • 田中 雅夫 TANAKA Masao
    • 九州大学医学研究院臨床・腫瘍外科(第一外科) Department of Surgery and Oncology, Graduate School of Medical Sciences, Kyushu University

抄録

膵癌の診断は集団検診の効率が悪いために,高リスク群の設定が重要である.高リスク群には慢性膵炎,糖尿病,膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN),遺伝性膵癌,遺伝性慢性膵炎,家族性大腸腺腫症などがある.筆者らが糖尿病患者を一定の選別をかけてERCPによる検診を行うと,186例中17例(9.1%)に膵癌が診断された.また,IPMNでも切除107例に上皮内癌2例を含む膵癌が10例(9.4%)認められた.慢性膵炎も膵癌が多いとされるが,長期間経過観察したが発生はなかったとの報告もある.より適切な高リスク群の認識が普及すれば,膵癌といえども早期診断は不可能ではない.<br>

収録刊行物

  • 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology  

    日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 105(1), 26-30, 2008-01-05 

    The Japanese Society of Gastroenterology

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被引用文献:  3件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021270110
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00192124
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    04466586
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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