Diabetic lipemia を呈した2型糖尿病の1例 A Case of Type 2 Diabetes Mellitus with Diabetic Lipemia

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抄録

症例は31歳女性,2型糖尿病と診断を受けるも放置し感染を契機に糖尿病性ケトアシドーシス(以下DKA)を発症.入院時著明な血清強乳糜を示し,ほとんどの生化学検査が測定不可能のなか,血清コレステロール(以下TC)1,260 mg/d<i>l</i>, 血清中性脂肪(以下TG)15,120 mg/d<i>l</i>と著明な高脂血症を合併し,網膜脂血症も認めるdiabetic lipemiaの状態であった.入院後インスリン補充と輸液療法にてDKAに対して治療を行うとともに,高脂血症に対してフィブラート系薬剤を併用したところ速やかにTGは改善し,急性膵炎や虚血性心疾患など致死的合併症が生じることなく退院となった.通常1型糖尿病患者に合併するdiabetic lipemiaを内因性インスリン分泌能が確認されている2型糖尿病のDKAで経験した貴重な症例と考えられた.

収録刊行物

  • 糖尿病 = Journal of the Japan Diabetes Society  

    糖尿病 = Journal of the Japan Diabetes Society 50(12), 849-852, 2007-12-30 

    THE JAPAN DIABETES SOCIETY

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被引用文献:  1件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021274540
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00166576
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    0021437X
  • NDL 記事登録ID
    9346850
  • NDL 雑誌分類
    ZS21(科学技術--医学--内科学)
  • NDL 請求記号
    Z19-401
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  J-STAGE 
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