糖尿病外来における通院中断例にみられる意識の調査 Investigation for Outpatients with Diabetes who Stopped Visiting a Clinic : How Do They Cope with Their Diabetes

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抄録

受診中断を防ぐことは糖尿病診療の重要な課題である.受診調査としてコホート857名を形成し,約1.5年後の通院継続者788名と中断者69名において,臨床的特徴,およびアンケート調査による意識を見た.アンケート回答率は80.2% (687名)だった.中断群は継続群と比較し,回答率が低く(36.2% vs. 84.0%), 罹病期間が長く(9.7年vs. 8.9年),食事療法のみが多く(32.0% vs. 12.0%), HbA<sub>1</sub>cが高く(7.0% vs. 6.8%), 顕性腎症が多かった(16.7% vs. 6.5%). さらにアンケート回答では時間的多忙感(36.0% vs. 17.2%), 交通の便の悪さ(16.0% vs. 5.9%), 家族の協力がない(12.0% vs. 3.9%), 医療従事者への不満(8.0% vs. 1.2%)に有意差を認めた.これらへの対処対応は中断を防ぐ一助と考えられる.

収録刊行物

  • 糖尿病 = Journal of the Japan Diabetes Society  

    糖尿病 = Journal of the Japan Diabetes Society 50(12), 883-886, 2007-12-30 

    THE JAPAN DIABETES SOCIETY

参考文献:  13件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021274620
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00166576
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    0021437X
  • NDL 記事登録ID
    9347021
  • NDL 雑誌分類
    ZS21(科学技術--医学--内科学)
  • NDL 請求記号
    Z19-401
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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