インスリン製剤による即時型全身アレルギーの脱感作療法にTh2サイトカイン阻害薬が有効であった1例 Preparations by Desensitization with Th2 Cytokine Inhibitor (Suplatast Tosilate)

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抄録

症例は43歳,男性.1998年に近医で糖尿病と診断され経口血糖降下薬を開始されたがコントロール不良のため2001年ノボラピッド<sup>®</sup>開始,翌年ノボラピッド30mix<sup>®</sup>へ変更となる.変更後6カ月頃より注射直後に周辺の掻痒感や気分不良が出現したがインスリンは継続していた.同年,注射直後に全身の蕁麻疹,強い吐き気,喉頭の違和感が出現し意識朦朧となり近医を受診,インスリンによるアナフィラキシーショックと診断されインスリン中止となった.以後,5年間は近医で経口血糖降下薬にて治療されていたが,血糖コントロール不良が続き当院入院となった.皮内テストでは現在使用可能なほぼすべてのインスリンで注射直後に発赤が出現,入院後の検査所見および経過より経口血糖降下薬のみではコントロール困難と判断し,抗ヒスタミン薬・Th2サイトカイン阻害薬併用でインスリン脱感作療法を行い経口血糖降下薬との併用で良好な血糖コントロールを得た.

収録刊行物

  • 糖尿病 = Journal of the Japan Diabetes Society  

    糖尿病 = Journal of the Japan Diabetes Society 51(4), 335-340, 2008-04-30 

    THE JAPAN DIABETES SOCIETY

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021275105
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00166576
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    0021437X
  • NDL 記事登録ID
    9512932
  • NDL 雑誌分類
    ZS21(科学技術--医学--内科学)
  • NDL 請求記号
    Z19-401
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  J-STAGE 
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