von Hippel-Lindau 病に併発した肝内胆管癌の1切除例 Intrahepatic Cholangiocarcinoma in A Patient with von Hippel-Lindau Disease. Case Report

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抄録

 症例は58歳,男性。von Hippel-Lindau病と診断されている。2003年3月肝S4に2cm大の占居性病変を指摘され肝血管腫もしくは血管芽腫と診断のもとに経過観察されていた。2004年6月増大傾向や腫瘍マーカーの上昇などは認めなかったが確定診断目的に生検したところ腺癌と診断され当科に紹介となった。肝内胆管癌と診断し,2004年9月肝拡大内側域切除,胆嚢摘出術,肝十二指腸間膜内リンパ節サンプリングを施行した。腫瘍は径1.6cmの小型腫瘤形成型肝内胆管癌で,組織学的に中分化型管状腺癌でリンパ管侵襲を伴っていたがリンパ節転移は認めなかった。術3年2カ月後の現在,無再発生存中である。von Hippel-Lindau病に肝内胆管癌を併発したとの報告はなく,また肝内胆管癌の臨床像も典型的でなく貴重な症例と考え報告した。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌  

    日本外科系連合学会誌 33(1), 64-68, 2008-02-29 

    Japanese College of Surgeons

参考文献:  14件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021286106
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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