亀頭に発生した色素性母斑に対し, 人工真皮を用いた治療経験 Experience of Using Artificial Dermis for Pigmented Nevus of Glans Penis : A Case Report

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

 今回われわれは,陰茎亀頭部に限局した母斑の治療に人工真皮を用いて良好な結果を得たので報告する。症例は12歳,男性。下腿骨折にて入院中に,陰茎のかゆみにて泌尿器科を受診時,包皮を翻転した際に発見された。色素性母斑は12×15mmで亀頭部に存在した。辺縁は不整で,隆起はしていなかった。また陰茎包皮には母斑は認めなかった。全身麻酔下にSurgical Marginを1mmとり,皮膚を全層で切除したのち,人工真皮を縫合固定した。1週後にシリコンシートをはずした。3週後に創は拘縮なく自然閉鎖した。病理組織像はJunctional nevusで,surgical marginは陰性であった。比較的稀な分離母斑でない亀頭部に限局した色素性母斑に対して,人工真皮を用いた治療にて良好な結果を得た。術後6カ月経過して,色調は良好で瘢痕拘縮を認めていない。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌  

    日本外科系連合学会誌 33(1), 84-87, 2008-02-29 

    Japanese College of Surgeons

参考文献:  24件

参考文献を見るにはログインが必要です。ユーザIDをお持ちでない方は新規登録してください。

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021286156
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
ページトップへ