書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Epidermoid Cyst in an Intrapancreatic Accessory Spleen
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抄録
症例は39歳,女性で,他疾患にて通院中,検診にて肝機能障害認めた。胆嚢結石,総胆管結石を認め,さらにCTにて膵尾部に平滑な壁をもつ3cm大の単房性嚢胞,MRIではT1強調像で低信号,T2強調像で高信号を呈する嚢胞認めた。血清CA19-9高値であり,悪性の可能性も否定できず,総胆管結石は内視鏡にて除去後,膵尾部脾切除ならびに胆嚢摘出術施行した。膵尾部病変は境界明瞭な厚い線維性の壁を持つ単房性嚢胞で,嚢胞の内容は黄色に混濁した漿液であった。病理組織診では嚢胞内面は数層の扁平上皮で被覆され,嚢胞壁に髄洞構造をもつ脾臓組織が存在し,膵内副脾に発生したepidermoid cystと診断した。本疾患は稀であるが,膵尾部に発生した嚢胞性疾患については膵内副脾epidermoid cystも鑑別診断として考慮する必要がある。
収録刊行物
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- 日本外科系連合学会誌
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日本外科系連合学会誌 33 (2), 213-217, 2008
日本外科系連合学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679323105152
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- NII論文ID
- 130004514723
- 10021286591
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- NII書誌ID
- AN00002502
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- ISSN
- 18829112
- 03857883
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可