嗅覚研究・臨床の進歩 : 匂い感知における嗅粘液の重要性と脳への信号伝達

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抄録

生物が匂いを感知するメカニズムは, 嗅覚受容体の発見以来, 嗅神経細胞レベル, 嗅球レベル, 高次脳レベルでの解析が進み, ほぼ全貌が明らかになってきたと考えられている. しかし, 一方で, pptレベルでの匂いの感度と嗅覚受容体の閾値には矛盾があるなどの問題も残されている. また, 基礎学術知見は蓄積されてきている一方で, 産業界や臨床医学現場に役立つ応用科学面の嗅覚研究は若干注目度が低い. 本稿では, 嗅覚受容体遺伝子発見以来の歴史をふまえて, 筆者らの最近の研究から, 特に匂いの閾値の問題と嗅粘液の重要性についての知見を紹介したい.

収録刊行物

  • 日本耳鼻咽喉科學會會報  

    日本耳鼻咽喉科學會會報 111(6), 475-480, 2008-06-20 

    The Oto-Rhino-Laryngological Society of Japan, Inc.

参考文献:  21件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021293765
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00191551
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    00306622
  • NDL 記事登録ID
    9560916
  • NDL 雑誌分類
    ZS43(科学技術--医学--耳鼻咽喉科学)
  • NDL 請求記号
    Z19-250
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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