耳下腺に発生した鰓原性嚢胞の1例 A case of branchiogenic cyst developed in the parotid gland

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抄録

耳下腺領域に発生した鰓原性嚢胞を経験したので報告する. 症例は63歳男性, 主訴は耳前部腫瘤であった. 幼少時より腫瘤が存在していたが, 2ヵ月前より急速に腫瘤が増大してきたため当科受診となった. 画像所見から皮様嚢胞をはじめとする嚢胞性病変と診断し, 摘出術を施行した. 摘出病理所見で, 嚢胞壁に線毛上皮が認められ, 鰓原性嚢胞と診断した. 耳下腺周囲は様々な組織が存在し, ここに発生する腫瘤は鑑別疾患が多く綿密な術前診断が必要であると思われた.

Generally, cystic disease around the parotid gland is relatively rare in the salivary gland. We have found almost no report on cystic disease developed primarily in the parotid duct. In this report, we describe the case of a patient who visited us complaining of tumor formation in the anterior ear, and was diagnosed with branchiogenic cyst as the result of an operation.

収録刊行物

  • 口腔・咽頭科 = Stomato-pharyngology  

    口腔・咽頭科 = Stomato-pharyngology 20(3), 287-291, 2008-06-10 

    日本口腔・咽頭科学会

参考文献:  13件

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