酸素流量調節における自動制御化の実験的検討 The experimental examination of the automatic control in the oxygen flow quantity adjustment

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抄録

要旨酸素流量調節は、開始時、離脱時などでは、貯血レベルなどに意識が集中することで、酸素ガス吹送忘れなどのインシデントが発生する恐れがある。マスフローコントローラ(MFC)を使用し、灌流量に連動した酸素流量調節の自動制御化を目的とした基礎実験を行った。送血ポンプから灌流量をアナログ信号にて出力し、任意でV/Qを決定できる変換回路を介しMFCに入力して自動制御を行った。基礎実験として、換気・脱酸素用人工肺および遠心ポンプを閉鎖回路とし、廃棄用赤血球濃厚液を定常化して循環させた。各灌流量ごとに静脈血を調整後、換気用人工肺への酸素流量、応答時間および血液ガス値を測定した。各灌流量において、酸素流量は瞬時に追従した。血液ガス値は正常値範囲であった。温度、Htなどの生体情報が変化する状況では、その微調整が必要であると考えられるが、灌流量に対して酸素流量が追従し換気が適切に行われることが確認できたため、酸素流量調節忘れなどのインシデント発生回避には有用であると考えられた。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology  

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 35(1), 16-18, 2008-03-01 

    The Japanese Society of Extra-Corporeal Technology in Medicine

参考文献:  4件

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