動脈フィルター内蔵型人工肺における人工肺交換に対する安全性・操作性の検討 Adult Membrane Oxygenator with Integrated Arterial Filter is neither safety nor easily-handled at its replacement

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抄録

要旨近年、体外循環のトラブルシューティングについて、さまざまな取り組みが行われている。今回、通常の人工肺と形状が異なる動脈フィルター内蔵型人工肺(シンセシス)を使用中に人工肺不良が生じ人工肺交換が必要になった場合を想定し、人工肺交換方法について検討した。また、操作性、視認性、充填液量の評価を行った。その結果、人工肺を脱着して交換する方法より、別の人工肺、フィルタに交換するほうがポンプ停止時間の短縮になる結果が得られた。充填液で再循環している時に視認性が若干低下するほか、低流量でプライミングを行う必要があり、操作に慣れが必要であった。充填液は100mL多く必要であり、今後、改善が必要であると考えられた。回路の簡略化、一体化が進むにつれ、トラブル発生時の体外循環中の各パーツの交換が難しくなる場合がある。今回、動脈フィルター内蔵型人工肺に不良が生じた場合の対応を実際にシミュレーションすることで、実践を踏まえたトレーニング、安全対策の必要性を改めて認識した。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology  

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 35(2), 171-173, 2008-06-01 

    The Japanese Society of Extra-Corporeal Technology in Medicine

参考文献:  4件

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