書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Cecal Volvulus in a Patient of Very Advanced Age with Cerebral Infarction
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抄録
症例は脳梗塞にて認知症のある90歳の男性。癒着性腸閉塞で小腸部分切除を施行し,経鼻胃管による経腸栄養を行っていたが,突然の嘔吐にて発症。腹部X線検査で右下腹部に拡張した結腸ガスを認めた。MDCTによるMultiplanar reformation(以下,MPR)では,Whirl-like appearanceと bird's beak signを認め,盲腸軸捻転症と診断した。内視鏡的に整復を試みたが不可能で,緊急手術を施行した。小腸吻合部と右の腹壁に線維性癒着があり,この間に移動盲腸が入り込み,捻転していた。捻転を解除後,盲腸を右の側腹に固定し,手術を終了した。寝たきり高齢者はコミュニケーションがとりにくく理学所見もとぼしいことから,診断が遅れがちである。今後,寝たきり高齢者の盲腸軸捻転は増えると考えられ,CTのMPRを用い早期に診断し,適切な手術を選択する必要があると考えられた。
収録刊行物
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- 日本腹部救急医学会雑誌
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日本腹部救急医学会雑誌 28 (3), 515-517, 2008
日本腹部救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679710319488
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- NII論文ID
- 130004508684
- 10021302230
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- NII書誌ID
- AN10426469
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- ISSN
- 18824781
- 13402242
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可