化学熱傷

• 湊原 一哉

  武蔵野赤十字病院

書誌事項

タイトル別名

• カガク ネッショウ

抄録

化学熱傷とは酸やアルカリを代表とする様々な化学薬品によって引き起こされる熱傷様の皮膚・粘膜障害である．その病態は刺激性接触皮膚炎の範疇に位置付けられている．原因となる化学物質は膨大な数におよぶ．そのため，初期の対応にとまどうことが少なくない．本稿では原因となる主な物質の分類と作用機序，診断時のポイント，および一般的な治療について述べ，さらには本邦でこれまで報告された症例をもとに具体的な事例についてまとめた．

収録刊行物

• 日本皮膚科学会雑誌

  日本皮膚科学会雑誌 117 (7), 1121-1127, 2007

  公益社団法人 日本皮膚科学会

詳細情報

• CRID: 1390001205735775744
• NII論文ID: 130004708529
• NII論文ID: 10021303828
• NII書誌ID: AN00196602
• DOI: 10.14924/dermatol.117.1121
• ISSN: 13468146
• ISSN: 0021499X
• NDL書誌ID: 8871225
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8871225
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2007304129
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可