原子力の広報活動を振り返って

書誌事項

タイトル別名
  • Looking back on Public Information by Nuclear Utilities and Recommending an Approach using Dialogue for Improving Reliable Relationship between Media and Utilities
  • 講演 原子力の広報活動を振り返って--新たな信頼関係づくりに向けてダイアローグの推進を
  • コウエン ゲンシリョク ノ コウホウ カツドウ オ フリカエッテ アラタナ シンライ カンケイズクリ ニ ムケテ ダイアローグ ノ スイシン オ
  • 新たな信頼関係づくりに向けてダイアローグの推進を

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抄録

<p> 原子力の広報は一般広報と違い,世論獲得競争である。世の中には様々な考えがあり,異論や異説がある。このことを十分に認識したうえで,共感と納得をいただくため,説明をし,広報をするのだ。そのためには“相手を知り,己を知る”必要がある。また,透明性を高めるためには,「全部出した」といえる状況を組織内部に作り出すことも必要である。メディアの記者を始めとして,一般的には,納得をしてもらうため,討論よりも,時に,ダイアローグ(対話)が重要である。一方で誤った報道には毅然とした対応も必要である。</p><p> 中越沖地震では,TV報道の影響の大きさが改めて認識された。文字のメディアとは異なり,即時的,直感的な訴えをするTV報道への対応を真剣に考えなければならない。</p>

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