2003年JIS改正後のセメントの品質変動に関する調査結果 Investigation (result) of Quality Change of Cement after the JIS Revised in 2003

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抄録

2003年のJIS R 5210「ポルトランドセメント」の改正により, 普通ポルトランドセメントの塩化物イオンの規制が緩和された。しかし, その後の塩化物イオンを含めたセメントの品質の推移は明らかになっていない。そこで, 筆者らは, 2003年以降のセメントの品質変動を把握するため, セメント製造会社から発行されたセメント試験成績書を収集し, 試験値を集計・分析した。調査の結果, 各製造会社で製造されたセメントの密度, 表面積, 圧縮強さ, 水和熱, 強熱減量および全アルカリは安定していること, 中庸熱ボルトランドセメントおよび低熱ボルトランドセメントの品質は, 製造会社によって異なること, 普通ボルトランドセメントの塩化物イオンは, JIS改正後には増加傾向にあり, 塩素イオンの最大値は0.030%に達していること, 同一製造会社のセメントであっても, 塩化物イオンには地域差があること等が確認された。

JIS R 5210 "Portland Cement" was revised in 2003, and the chloride ion of ordinary portland cement was deregulated. However, the transition of cement quality including the chloride ion is not clarified. In authors' investigation results, it was confirmed that the cement quality supplied by each cement manufacturing company was almost steady, but the quality of moderate-heat portland cement and the low-heat portland cement is different according to the manufacturing company. The chloride ion of ordinary portland cement keeps increasing after 2003, and the maximum value reaches 0.030%. Even if the cement manufacturing company is the same, the chloride ion of the cement sold in various places is different.

収録刊行物

  • コンクリート工学 = Concrete journal  

    コンクリート工学 = Concrete journal 46(11), 9-17, 2008-11-01 

    公益社団法人 日本コンクリート工学会

参考文献:  4件

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被引用文献:  3件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021865679
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00094169
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03871061
  • NDL 記事登録ID
    9703674
  • NDL 雑誌分類
    ZN1(科学技術--建設工学・建設業)
  • NDL 請求記号
    Z16-89
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  J-STAGE 
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