倫理委員会の最近の活動から

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  • 不正・不適切事例の再発防止策分析と啓発のためのケースブックの作成

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抄録

<p> 倫理委員会では,原子力関係組織が倫理的に問題となる行為を行った場合,必要に応じて意見表明を行い,適切な時期にフォローし,その結果も公開してきている。「2008年秋の大会」では,関西電力美浜3号機の事故について,フォローの状況を報告した。また,各電力会社から報告された不正・不適切事例の再発防止策とその実施状況について倫理委員会の視点から評価を行い,その結果を報告した。さらに,それを受けた形で電力会社の方々からの状況報告があった。一方,倫理委員会では倫理規程の制定,改訂を行っているが,倫理規程・行動の手引に示される「道しるべ」を,複雑,多様な現実社会の場で,どうすれば「良い行動」に結び付けることができるか,ケースブックによりそれらの関連付けを試みている。秋の大会の状況とあわせ,今回作成したケースブック2の概要を紹介する。</p>

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