HIV感染と神経合併症 HIV Infection and Neurological Complications

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抄録

HIV感染症は,高活性抗レトロウイルス療法(HAART)により「死に至る病い」から「コントロール可能な慢性疾患」へと変貌した.HAARTによりエイズ脳症を含む神経合併症(neuroAIDS)の頻度は著明に低下したが,免疫再構築症候群,薬剤耐性例での日和見感染,薬剤関連末梢神経障害,脳血管障害などが増加しており,その病態の解明・治療戦略が今後の重要な課題である.世界的にはHIV感染者数・AIDS患者数ともに頭打ち傾向にある中で,わが国ではHIV感染者・AIDS患者数は年々増加している.神経症状がないHIV感染者でも比較的初期より脳血流が低下しており,今後,神経内科医,感染症科医,臨床心理士,神経病理医などとの学際的な協力のもとHIV感染者を感染早期より長期間フォローアップする体制が必要である.<br>

収録刊行物

  • 日本内科学会雑誌  

    日本内科学会雑誌 97(7), 1690-1696, 2008-07-10 

    The Japanese Society of Internal Medicine

参考文献:  12件

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被引用文献:  2件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10021930763
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00195836
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    00215384
  • NDL 記事登録ID
    9592412
  • NDL 雑誌分類
    ZS21(科学技術--医学--内科学)
  • NDL 請求記号
    Z19-222
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  J-STAGE 
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