ヒューマンコミュニケーション研究の新パラダイム「ヒューマンアフォーダンス」

  • 井原 雅行
    NTTコムウェア(株)研究開発部
  • 小林 稔
    日本電信電話株式会社 NTTサイバーソリューション研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Human Affordance
  • ヒューマンコミュニケーション研究の新パラダイム「ヒューマンアフォーダンス」 : コミュニケーションのためにメディアはどうあるべきか?
  • ヒューマン コミュニケーション ケンキュウ ノ シン パラダイム 「 ヒューマンアフォーダンス 」 : コミュニケーション ノ タメニ メディア ワ ドウ アル ベキ カ?
  • A new paradigm for human communication research
  • コミュニケーションのためにメディアはどうあるべきか?

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抄録

情報伝達手段としてのメディアの価値が認知されて久しいが,人と人のコミュニケーションを媒介するメディアについては,まだまだ課題が多い.認知心理学の世界に,物理的なモノがヒトに対して発する概念として理解されてきたアフォーダンス理論がある.ここでは,これを拡張してヒトに適用した新概念「ヒューマンアフォーダンス」を紹介し,コミュニケーションにおいて不足しがちな情報を,メディア処理技術により生成,強調してアフォードすることの効果を述べる.具体的事例として,会話における同意・非同意に着目した価値観共有メディア,および,多人数から個人に向けたN-to-1コミュニケーションを実現する電子寄せ書きメディアを紹介する.

収録刊行物

参考文献 (10)*注記

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