サファイア表面における生体分子の吸着・固定制御

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タイトル別名
  • Control of biomolecule adsorption and immobilization on solid surfaces
  • サファイア ヒョウメン ニ オケル セイタイ ブンシ ノ キュウチャク コテイ セイギョ

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抄録

<p>固体基板表面と生体分子の界面制御は,高機能・高信頼性を備えたバイオセンサーや生体分子と固体の複合デバイスを実現するうえで,重要な役割をもつ.固体表面へのたんぱく質分子の吸着と固定について概説し,サファイア表面を例として,固体表面構造制御が生体との相互作用に及ぼす効果を紹介した.たんぱく質分子の固定位置は,サファイア表面のステップ配列により制御され,また,ステップ再配列によって引き起こされる表面のドメイン構造により,たんぱく質分子の選択的吸着が行われる.人工生体膜である脂質二重膜のパターン形成も,原子レベルのステップやドメイン構造によって制御される.</p>

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 77 (10), 1206-1212, 2008-10-10

    公益社団法人 応用物理学会

参考文献 (25)*注記

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