書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF INTUSSUSCEPTION CAUSED BY AN INFLAMMATORY FIBROID POLYP OF THE CECUM IN AN ADULT
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抄録
症例は32歳,女性.腹痛・血便を主訴に外科受診した.腹部全体に圧痛があり,腹部超音波検査および腹部CT検査にて肝彎曲付近にtarget signを認めたため,腸重積症と診断,同日入院,緊急手術を施行した.術中所見では,盲腸から終末回腸にかけて約20cmが上行結腸内に重積する回結腸型の腸重積であった.用手整復すると,先進部は盲腸で,この部に約3.5cm大の弾性硬な腫瘤を触知した.悪性腫瘍も否定できないため結腸右半切除術(D3)を施行した.病理組織検査では,盲腸壁の4×3.5cm大の隆起性病変で,粘膜層のびらん・出血・壊死と,粘膜下層の著明な浮腫・炎症細胞の浸潤と線維芽細胞の増生を認めinflammatory fibroid polyp(IFP)と診断された.術後経過は良好で13病日に退院,現在まで3年間,再発も認めない.消化管のIFPは稀であるが,成人腸重積症の原因の鑑別診断時には考慮すべき疾患である.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 69 (5), 1125-1128, 2008
日本臨床外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679825536768
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- NII論文ID
- 10024145914
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可