書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF RUPTURED MATURE CYSTIC TERATOMA OF THE GREATER OMENTUM SECONDARY TO TORSION CAUSING PERITONITIS
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抄録
症例は20歳代の女性.平成19年4月,心窩部痛が徐々に右下腹部痛に移行し当院初診.臨床経過や身体所見からは急性虫垂炎による腹膜炎を疑ったが,超音波検査およびCT検査で脂肪成分と歯牙類似石灰化を伴う嚢胞の存在を認めたことより,右卵巣奇形腫合併に関連した症状と診断し,開腹手術を施行した.骨盤内には直径10.5×9×6.5cmの嚢胞性腫瘍を認め,大網より連なる腫瘍茎部が確認できた.腫瘍は茎部で720度捻転し,破裂していた.腫瘍の圧迫と内容流出による炎症性癒着から回腸終末部の通過障害を伴っていたが,両側卵巣には左右差や異常を認めなかった.大網より発生した成熟嚢胞性奇形腫は極めて稀であり,検索しえた範囲では本邦文献上11例目であった.さらに捻転から破裂をきたした大網原発成熟嚢胞性奇形腫の報告はみられず自験例のみであった.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 69 (5), 1247-1251, 2008
日本臨床外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679825476608
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- NII論文ID
- 130004516964
- 10024146272
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可