光コヒーレンストモグラフィーの進展

• 春名 正光

  大阪大学大学院 医学系研究科 保健学専攻

書誌事項

タイトル別名

• Development of optical coherence tomography
• ヒカリ コヒーレンス トモグラフィー ノ シンテン

抄録

光コヒーレンストモグラフィー（OCT）は低コヒーレンス光干渉をベースとする断層イメージング技術であり，医療現場で，ミクロンオーダーの空間分解能で生体表皮下の断層イメージを取得できる画期的な技術である．すでに，網膜や動脈硬化症の臨床診断に利用されており，さらなる臨床医学や生命科学の要求に応じて，高分解能化，高速化を中心に，OCTの技術開発が精力的に進められている．本稿では，OCTの原理と医療応用について述べ，続いて，最近のOCT技術の進展を紹介し，その将来を展望する．

収録刊行物

• 応用物理

  応用物理 77 (9), 1085-1092, 2008-09-10

  公益社団法人 応用物理学会

キーワード

• optical coherence tomography（OCT)
• low coherence interferometry
• clinical diagnosis
• high-speed OCT
• high-resolution OCT
• time-domain OCT
• spectrum-domain OCT
• swept-source OCT

詳細情報

• CRID: 1390282752332282880
• NII論文ID: 10024192289
• NII書誌ID: AN00026679
• DOI: 10.11470/oubutsu.77.9_1085
• ISSN: 21882290
• ISSN: 03698009
• NDL書誌ID: 9640261
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I9640261
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可