気管挿管におけるロクロニウムの標準的な使い方

• 鈴木 孝浩

  駿河台日本大学病院麻酔科

書誌事項

タイトル別名

• How to Use Rocuronium for Tracheal Intubation

抄録

 ロクロニウムは既存のステロイド系非脱分極性筋弛緩薬のなかで最も作用発現が速い筋弛緩薬である. 十分な投与量を用いれば, スキサメトニウムに匹敵したスピードで迅速気管挿管が可能である. フルストマックなど患者側の危険性や手術時間等を考慮し, 挿管用量を設定すべきである. Priming principleやtiming principleなどの投与方法も迅速気管挿管に有用である.

収録刊行物

• 日本臨床麻酔学会誌

  日本臨床麻酔学会誌 28 (5), 828-835, 2008

  日本臨床麻酔学会

キーワード

• ロクロニウム
• 迅速気管挿管
• Priming principle
• Timing principle

詳細情報

• CRID: 1390282679735671552
• NII論文ID: 10024299997
• NII書誌ID: AN00330159
• DOI: 10.2199/jjsca.28.828
• ISSN: 13499149
• ISSN: 02854945
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2008337182
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可