書誌事項
- タイトル別名
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- Neuromuscular Disorders Affecting the Action of Rocuronium
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抄録
神経筋病態による神経筋伝達機能の変化は, 非脱分極性筋弛緩薬 (以下, 筋弛緩薬) の作用を変化させることがある. 重症筋無力症やLambert-Eaton症候群等の神経筋接合部疾患では, 神経筋伝達機能低下のためロクロニウム等の筋弛緩薬の作用が増強される. Duchenne型筋ジストロフィーや筋緊張性ジストロフィー等の筋疾患では, 筋線維のみならず神経筋接合部も障害される可能性があり, 筋弛緩薬の作用増強がみられることがある. また敗血症病態では, 神経筋伝達機能が変化して筋弛緩薬の作用が減弱することがある.
収録刊行物
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- 日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会誌 28 (5), 865-872, 2008
日本臨床麻酔学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204758954112
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- NII論文ID
- 10024300094
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- NII書誌ID
- AN00330159
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- ISSN
- 13499149
- 02854945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可