難治性成人Still病(ASD)の加療中にcalcineurin-inhibitor induced pain syndrome(CIPS)を発症した1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Calcineurin-inhibitor Induced Pain Syndrome (CIPS) in an Adult-onset Still's Disease Patient
- 今月の症例 難治性成人Still病(ASD)の加療中にcalcineurin-inhibitor induced pain syndrome(CIPS)を発症した1例
- コンゲツ ノ ショウレイ ナンチセイ セイジン Stillビョウ ASD ノ カリョウチュウ ニ calcineurin inhibitor induced pain syndrome CIPS オ ハッショウシタ 1レイ
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抄録
症例は16歳,女性.2006年7月にASD発症.ステロイドやシクロスポリン(CsA)治療に抵抗性でありタクロリムス(TAC)を開始したところ,約3週後より側胸部や背部に激痛が出現.各種鎮痛治療に抵抗性で,TACの投与中止約6週後に症状が消失したため,TACによるCIPSと考えられた.臓器移植後のCIPSの報告は散見されるが,自己免疫疾患治療中の報告例はなく,疾患概念の認識が重要と考え報告する.<br>
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 97 (11), 2782-2784, 2008
一般社団法人 日本内科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206444642176
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- NII論文ID
- 10024420825
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD1M%2FisVGqtA%3D%3D
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 9716981
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- PubMed
- 19069122
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可