書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF DUODENAL PERFORATION DUE TO DEVIATION OF AN ENDOSCOPIC NASO-BILIARY DRAINAGE TUBE
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抄録
症例は73歳,男性.胆嚢内結石症および閉塞性黄疸の診断で当院内科入院.後日胆嚢摘出術の予定で,ストレートタイプの内視鏡的経鼻胆道ドレナージ(endoscopic naso-bilialy drainage:以下ENBD)チューブを留置し,保存的加療を開始した.15日後にENBDチューブの逸脱による十二指腸穿孔性腹膜炎と診断された.ピッグテイルタイプのENBDチューブに入れ替え,2日間減黄処置を試みるも,症状の改善がみられないため,当科紹介となり,緊急手術を行った.開腹時,十二指腸下行脚に径約2mmの穿孔部位および腹腔内膿瘍を認めた.穿孔部位の単純縫合閉鎖,胆嚢摘出術および外科的ドレナージ術を施行した.術後経過は順調で,術後24日目に退院となった.ENBDチューブの逸脱が原因で消化管穿孔を起こしたという報告例は,著者らが文献的に検索しえた限りではみられず,本症例が初めてである.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 69 (10), 2537-2541, 2008
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679825808384
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- NII論文ID
- 10024434561
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可