切除18カ月後に肝転移をきたした径7mmのS状結腸早期癌の1例

  • 原田 馨太
    岡山大学大学院医歯薬総合研究科消化器·肝臓内科
  • 加藤 順
    岡山大学大学院医歯薬総合研究科消化器·肝臓内科
  • 竹本 浩二
    岡山大学大学院医歯薬総合研究科消化器·肝臓内科
  • 浦岡 俊夫
    岡山大学大学院医歯薬総合研究科消化器·肝臓内科
  • 平岡 佐規子
    岡山大学大学院医歯薬総合研究科消化器·肝臓内科
  • 柳井 広之
    岡山大学病院病理部
  • 山本 和秀
    岡山大学大学院医歯薬総合研究科消化器·肝臓内科

書誌事項

タイトル別名
  • A case of small early cancer of sigmoid colon, which recurred with liver metastasis 18 months after surgical resection

この論文をさがす

抄録

症例は74歳男性.便潜血陽性に対する精査目的の大腸内視鏡検査にて,S状結腸に径7mm大の0-Is型腫瘍を指摘され,内視鏡的粘膜切除術を施行した.切除標本の病理組織学的診断は高分化腺癌で,粘膜下浸潤と脈管侵襲が認められたため,追加切除を行った.しかし術後18カ月目にCEAの上昇を認め,腹部造影CT, FDG-PET,超音波エコー検査にて15mmの単発肝転移による異時性再発を診断された.<br>

収録刊行物

参考文献 (20)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ